録音スタジオを大阪 本町に作って、約１年8ヶ月が経ちました。

コロナ禍の中、2020年9月23日大阪本町に録音スタジオを設立しました。不安要素もありましたが、個人で一人でやっている時とは比較にならないぐらい、人との出会いがあり、勇気とお金を振り絞って、作ってよかったなと今では思います。なんとか軌道にも乗ってきてるような気がするので、キリのいい日数では無いけれど、振り返っておこうと思います。

スタジオを作るのは、大変でしたが楽しかった

物件を探すところから、大変でした（笑）。かなりたくさんの物件を見ました。不動産屋さんにご紹介いただいたり、自分でも足で探して、テナント募集を発見したら電話していました。意外と募集してないところでも、電話してみると空きがあったりもしました。たくさん見ていると、不動産の状況、相場等わかるようになるもので、最終的には、RC、駅近、リノベ物件、ワンフロアと、望んでいた条件以上の物件に出会いました。妥協しなくてよかったです。

また、工事が始まってからも、基礎の部分はお願いして、自分でできるところはDIYしました。特に、漆喰の壁は自分達で全て塗りました。スタッフの一人は、漆喰でもう真っ白というか、本当の職人みたいな風貌になっていました。大変でしたが、とても愛着のあるスタジオになったと思います。

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2020年9月23日 いざオープン

9/23にホームページから、ご予約を頂いたお客さんのナレーション収録を行いました。なんの問題もなく一時間ぐらいで終わりましたが、半手作りスタジオでの初めての録音で、ひっそり感動していました。これから始まるんだとワクワクする気持ちと、色々改善したい点やアイデアが入り混じってました。また、音が良かったのも印象的でした。

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1年８ヶ月経ってみて

実は、オープン時から機材を一新してまして、今も日々の業務を行いながら、スタジオも改善をおこなっています。特にリモート収録が増えましたので、色々試行錯誤しながら、配信の機材を用いた今の形に落ち着きました。

スタジオを作ると、ホームページ経由で連絡頂いたり、人伝てで紹介頂いたり、今までとは違った新しい出会いがあったり、また今までそんなに連絡とってなかった方から連絡いただいたり、たまたま近くに来たのでよっていただいたり、久々に音楽の録音をしたいと連絡いただいたり、今までのネットワークも広がっていってます。懐かしい方との再会と、新しい出会い。そのことがとにかく嬉しく楽しくワクワクします。録音スタジオですが、ただの作業をする場所ではなくて、相談しながら目標に向かっていけるような、コミュニケーションをとる場であったり、人のつながりが広がる場所でありたいと思います。